キャリアアップも可能
介護の仕事でキャリアアップ
介護の仕事のやりがいと言うと多くの場合は仕事自体のやりがいや人から感謝されることなどをあげると思います。そのこと自体は決して間違っていないのですが、実は介護の仕事のやりがいはそれだけではなく、これまであまりキャリアを積み上げてこなかった人だとしてもキャリアアップが可能という特徴もあるのです。なぜなら介護の仕事は経験と資格がものを言うため、前職までの経歴や学歴などはそれほど関係ありません。真面目に誠意を持って働いてきちんと資格を取り進めていけば良いのです。
以下で、具体的に介護の仕事に就いているとどのようなキャリアアップが可能になっていくのかを見ていきましょう。
生活相談員
まず介護に関する代表的なキャリアアップの目標の1つが生活相談員となることです。生活相談員の仕事とは介護施設の利用者の方が安心して施設での生活を送っていけるよう、サポートをしたり相談に乗ったりする仕事であり、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格のいずれかの資格を有していることなどが条件になります。少し想像力を働かせて考えてみてほしいのですが、これまで自分の力で生活を送っていたのに、急に人に頼らなければいけなくなったら心細くなってしまうと思わないでしょうか。しかも入居者の方は住み慣れた自分の家を離れて施設で暮らし出すことになるので、今後の生活やお金のことなどに関してとても不安を抱えています。そのため生活相談員のような存在が必要であり、相手の生活面や心理面の不安も解消してあげたいと思う人は目指してほしいキャリアです。
参考までに、生活相談員に関して詳しく紹介されている書籍を紹介いたします。
ケアマネジャー
介護業務は介護を直接担当する介護士がいればできるというものではなく、介護のための計画づくりを行うケアマネジャーの存在が必要です。ケアマネジャーはケアプランという介護の全体計画を作成する仕事であり、社会福祉主事任用資格か介護職員初任者研修などを修了したうえで、5年以上かつ900日以上の介護業務の実務経験が必要です。介護関連のキャリアの中でも難易度の高い仕事ですが、だからこそやりがいがあると言えるでしょう。
ケアマネジャーを目指す人のために参考になる書籍を紹介いたします。
管理職になる
なお介護の仕事をしていく中でキャリアを伸ばしていくのであれば、現場でのプロフェッショナルとしてのキャリアの伸ばし方以外に、施設の管理や経営、人の採用や育成などを司る管理職を目指すというのも良いと思います。人の上に立つのは大変なことでもありますがその分やりがいも大きく、リーダーシップに優れていたり、人を教育したり導いてあげることが好きな方は目指してみても良いのではないでしょうか。
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未経験でも意欲があれば大丈夫
介護の仕事の素晴らしい特徴なのですが、例えあなたが未経験であっても転職は難しくありません。慢性的な人手不足に悩まされており、人材として魅力的であれば現時点でのスキルはほとんど問われずに採用されると思っていて大丈夫です。
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